広瀬未来さん
第2回目のびわこジャズ東近江、僕が初めて音楽チームリーダーを担当した時の事です。
当時ニューヨークに住んでいた広瀬未来さんがデビューアルバム「A DAY IN NEW YORK」のツアーで来日し、びわこジャズ東近江(当時はびわこジャズフェスティバルin東近江)に出演して頂きました。
まだ今ほど熱心なジャズファンが詰めかけることのなかった当時のアピアホールで、全曲オリジナルのエネルギッシュで純真なステージに衝撃を受けました。
CDを売ろうと思えば、お客さんが知ってそうなスタンダードナンバーの1曲でも交えたらいいのに、お客さんに全く媚びることなく、自分の音楽を全力で伝える、僕よりもずいぶん年下のカッコいいジャズマンの姿を見て「僕はこういう人達を応援するためにこのイベントを続けよう」と心に誓ったのを覚えています。
それから何度も、びわこジャズ東近江に全国各地の素晴らしいメンバーと共に出演して頂いたり、滋賀県の高校生の合同ビックバンドプロジェクトの講師に来て頂いたりとお世話になりっぱなし。
そして、毎回、何か新しい景色を僕に見せてくれる存在でもあります。
最近では「ももクロ春の一大事」の時にオープニングアクトをお願いし、ももクロと一緒に桃色空で素晴らしい演奏を披露して頂きました。
そして記念すべきびわこジャズ東近江10周年の時にも出演頂きました。
今では考えられないほど密ですね笑
広瀬くんの事を本当に尊敬しています。
何が言いたいかというと、僕も広瀬くんのようにどんな時でもブレずに自分の思いをしっかり伝えられる人間になりたいと思う。